
最近買った絵本たち。
娘と話していると、自分が昔大好きだったものがたくさん蘇ってきて楽しい。
何かの拍子にドードーの話をしたら、「ドードーってなに?」とうことになって、よし、じゃあ絵本を買おう!と。
こどものため、と言いつつ親が夢中になる典型的な例である。
恐竜をはじめとした、絶滅したいきものたちが今でも大好きだ。
その時代に思いを馳せてぼーっとしていると、白昼夢を見ているような、そこにタイムスリップしたような感覚になってとても幸せな気持ちになれるのだ。
というようなわけで、欲しかった絵本を探してみたらまさかの絶版で、各所に問い合わせたけれど見つからず、こんなに探し回ることになろうとは。
ようやくインターネットで古本を販売しているサイトに辿り着き、ほぼ定価くらいの価格で手に入れることができた。
これからは欲しい本は、出会ったらすぐに買うべきだな。
4歳になったばかりの彼女だが、現在は「娘と百人一首で対決」という私の身勝手な野望を叶えるため、百人一首を私の後について暗唱している。
無理強いが良くないのはよく分かっている。
だから、私が一人で楽しそうに和歌を暗唱しつづけ、それを何かの呪文のように思った彼女が「自分にも教えて!」というまで辛抱強く待ち、絵本の棚には自分が高校時代に使っていた古典の教科書の別冊「百人一首一覧」を並べ、これまた私が楽しそうに読み、というようなことを続けた甲斐あってか、3歳少し前くらいから、私の後について暗唱するようになってきた。
見たところ楽しそうに暗唱しているし、たまに「百人一首一覧」を引っ張り出してきて「これやって!」と言ってくるので、どうやら気に入ってもらえたようだ。
和歌の意味は、聞かれたらできる範囲で解説するようにはしている。
まだ暗記するまでには至っていないけれど、音としては少しずつ覚えているようである。
彼女の成長と共に、いろんな話ができるのがとても楽しくて嬉しい。
そして彼女が興味を持った分野を伸ばしてあげられるように、自分が好きな分野はもちろん、それ以外にも各方向にアンテナを張っていたい。
それが私の好きなものと一緒なら、なお嬉しい。
娘よ、母はかなり偏ってはいるけれど自分が好きな分野には滅法詳しいのだよ。