日々、フレル。

フォカッチャ

ベーグルに続いて、フォカッチャを焼いた。
形が歪なのはご愛嬌。何せ人生初である。

どうも、自分で思っている以上にパン熱が高まっているようだ。
ただ、パンを捏ねる、という普段しない動きをしたからか、
右手が軽く筋肉痛である。

早速、焼きたてを味見。
カリッ、サクッ、フワッ、モチッ。
美味しい。焼き立てはとにかく美味しい。

あまり重たくならないように、と薄力粉を８％程度混ぜたので、
そのおかげか、皮がパリッと香ばしい。
初めてにしては上出来すぎるほどだ。
これならきっと娘も喜んでくれるはず。
先日のベーグルは、歓喜の叫び声をあげて食べてくれた。


林檎の酵母は順調のようだが、まだまだかかりそう。
完成が楽しみで仕方ないんである。

ベーグル

ベーグルを焼いた。
黒ごまとバナナとかぼちゃの種入り。

実は、パンを焼くのは人生初だったりする。
娘のおやつ 兼 朝食 のために、砂糖なし。
もちろん大人も食べる。大人用には干しイチジクも入れてみた。

焼きたてはかなり美味しい。
でも何か物足りない。
次は小麦粉もちゃんと選んで、全粒粉も入れてみようか。

急に思い立ったので今回はイーストを使ったけれど、
ついでに林檎の酵母も仕込んでおいた。
上手くいけば次からは天然酵母のパンが焼ける、はず。
きっと。多分。

そうすれば、この物足りなさもなくなると思うのだ。
天然酵母パン、はまるとかなり楽しそうである。

赤・黄・緑

自家製調味料 ３種。

赤：木苺のリキュール
黄：塩柚子
緑：塩酢橘

木苺も柚子も酢橘も、全ていただきもの。


塩柚子はだいぶん角が取れてきたた。
エグくならないように皮を除いて裏ごし。
もう充分使えるが、追熟成でもっとまろやかになるはず。

塩酢橘はすっかり丸くなっていた。
こちらは、アクセントに皮を少し加えて裏ごし。
緑色も少し残って、ちょうど良い塩梅に。

どちらも病み付きになりそうな美味しさである。
たくさんあるので、欲しい方は小瓶持参でフレル食堂へどうぞ。


木苺のリキュールは、デザートに使おうか。
チーズケーキに良く合いそうだ。

大豆

反田さんの大豆。
今年も、節分は自家製の炒り豆。
今年は小さい人も食べられるように柔らかめの仕上げに。
香ばしくて滋味深い。
本当に美味しくて、手が止まらない。




こちらは生まれて初めての海苔巻き。
海苔は日生の初摘み。
中身は大好きなじゃこご飯。

早く食べたい、という気持ちが溢れ出ている。

持ち方を間違っていやしないか？
案の定、この後すぐ、手が滑って床に具をまき散らし、
真下で待機しているお兄ちゃんが狂喜乱舞したんである。

夕飯

小さい人用のハンバーグ。
レシピメモ。

鹿肉：猪肉　　　　８：２で挽肉にする
人参　　　　　　　小さな角切り
牛蒡　　　　　　　同上　
玉葱　　　　　　　同上
乾燥トマト　　　　少々　　
干椎茸の粉末　　　少々
渋柿の皮の粉末　　少々
海水塩　　　　　　少々
自家製味噌　　　　ほんの少し
卵　　　　　　　　１個
片栗粉　　　　　　少々
クラッシュアイス　少々　


温度が上がらないように気をつけて、
ひたすら、こねる。

猪肉は、少し脂身の入った部分をいれる。
これだけで、鹿肉だけで作るのとは旨みが全然違ってくる。
材料を混ぜ合わせて手早くこねると、
みるみる透明感が出て、驚くほどぷりぷりとした食感になる。
ソーセージを作る要領できちんと乳化させるのだ。
まるでお肉ではないようで、とても美しい。


大人が食べても美味しいハンバーグ。
娘の大好物なんである。
大人は、この肉だねをトマトで軽く煮込んでパスタにしてみた。
言うまでもなく、とても美味しい。


美味しいはずだ。
素材を手にする度、いろんな人の顔が浮かぶ。
これは、ふくちゃんが獲ってくれた鹿と猪。
これは、植月さんのトマトと人参。
これは、反田さんの牛蒡。お味噌も反田さんの大豆。
これは、江見さんの椎茸。
これは、ご近所さんから分けていただいた玉葱。
お塩は、相方さんの産まれ故郷の沖縄産。

よくよく考えると、これは物凄いことなんじゃないだろうか。
私たちは、なんて幸せものなんだろう。


今日も、いただきます。